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「職務経歴書って、どこまで詳しく書けばいいの?」
「実績って何を書けば評価されるの?」
「職務経歴書の書き方で、年収が変わることはあるの?」
こんな悩みを持っている方に向けて書きます。
転職活動では、職務経歴書の内容がかなり重要です。
同じ経験をしていても、職務経歴書での伝え方によって、企業側の印象が変わることがあります。
特に年収アップを目指す転職では、「何をしてきたか」だけでなく、「どんな成果を出したか」「どんな工夫をしたか」「次の会社でどう貢献できるか」を伝えることが大切です。
僕自身、これまでに消防士、通信回線の個人営業、営業代理店、AmazonのEC運営、人材紹介、子ども向けイベント運営など、複数の仕事を経験してきました。
現在は人材紹介を軸に活動しており、求職者の方と面談する中で、職務経歴書の内容を確認することもあります。
その中で感じるのは、実績や強みがあるのに、書き方で損をしている人が意外と多いということです。
この記事では、人材紹介の現場目線と僕自身の実体験をもとに、職務経歴書で差がつく実績の書き方、数字の入れ方、職種別の具体例、注意点を解説します。
この記事の結論
職務経歴書で年収が必ず変わるわけではありません。
ただし、職務経歴書の書き方によって、企業側への伝わり方は大きく変わります。
特に年収アップを狙うなら、以下の3つが重要です。
- 業務内容だけでなく、実績を書く
- 実績はできるだけ数字で伝える
- 応募先でどう貢献できるかまで書く
「何をやっていたか」だけで終わる職務経歴書よりも、「どんな成果を出し、どんな強みがあり、入社後にどう活かせるか」が伝わる職務経歴書の方が評価されやすくなります。
職務経歴書で年収が変わることはある?
結論から言うと、職務経歴書だけで年収が決まるわけではありません。
年収は、経験、スキル、業界、職種、企業の採用状況、面接評価、現年収など、さまざまな要素で決まります。
ただし、職務経歴書の書き方によって、書類選考の通過率や面接での評価が変わる可能性はあります。
たとえば、同じ営業経験がある人でも、
「営業を担当していました」
と書くのと、
「通信回線の個人営業として、ターゲットを外国人や特定物件に絞って営業活動を行い、月間約20件の契約、月間売上約50万円、目標達成率150%を達成しました」
と書くのでは、企業側の印象が変わります。
後者の方が、何をして、どんな工夫をして、どんな成果が出たのかが具体的に伝わります。
企業は職務経歴書を見て、以下のような点を確認しています。
- どんな経験があるのか
- どんな成果を出してきたのか
- 自社で活躍できそうか
- 年収に見合うスキルがあるか
- 成果に再現性があるか
つまり、職務経歴書は「自分の市場価値を伝える資料」です。
年収アップを目指すなら、職務経歴書の作り込みはかなり重要です。
職務経歴書でよくあるもったいない書き方
職務経歴書を見ていると、内容自体は悪くないのに、書き方でもったいないと感じることがあります。
ここでは、よくあるもったいない書き方を紹介します。
業務内容だけを書いている
一番多いのが、業務内容だけを書いているパターンです。
たとえば、
- 法人営業を担当
- 顧客対応を担当
- ECサイト運営を担当
- 事務作業を担当
- イベント運営を担当
このように書くだけでは、何をしていたかは分かります。
しかし、どれくらい成果を出したのか、どんな工夫をしたのか、どんな強みがあるのかは伝わりません。
職務経歴書では、業務内容に加えて、実績や工夫も書くことが大切です。
実績が抽象的すぎる
次に多いのが、実績が抽象的すぎるパターンです。
たとえば、
- 売上に貢献しました
- 業務改善を行いました
- 顧客満足度向上に努めました
- チームに貢献しました
- 多くの案件を担当しました
このような表現は悪くありません。
ただ、具体性が足りないと、企業側には伝わりにくいです。
できれば、
- 売上がどれくらい伸びたのか
- 何件対応したのか
- どれくらい時間短縮できたのか
- どんな改善をしたのか
- 何人規模の仕事だったのか
- どのくらい継続していたのか
まで書けると、より伝わりやすくなります。
自分の強みが分かりにくい
職務経歴書は、ただ経歴を並べるだけではもったいないです。
企業側は、あなたの強みを知りたいと思っています。
たとえば、
- 新規開拓が得意なのか
- 既存顧客フォローが得意なのか
- 数字管理が得意なのか
- 業務改善が得意なのか
- コミュニケーションが強みなのか
- 大人数の前で話す力があるのか
- マネジメント経験があるのか
こうした強みが分かるように書くことが大切です。
「この人は何が得意なのか」が伝わる職務経歴書にしましょう。
応募先に合わせた見せ方になっていない
同じ経歴でも、応募先によって見せ方は変わります。
営業職に応募するなら、売上実績や提案力を強調した方が良いです。
EC運営やマーケティング職に応募するなら、売上改善、商品選定、仕入れ改善、販売施策などを強調した方が良いです。
人材業界に応募するなら、ヒアリング力、提案力、面談数、成約数、求職者支援の経験を強調した方が良いです。
イベント運営や教育系の仕事に応募するなら、大人数対応、司会進行、場づくり、継続年数、安全管理などを強調した方が良いです。
どの企業にも同じ職務経歴書を出すのではなく、応募先で評価されそうな経験を中心に見せることが大切です。
年収アップにつながりやすい実績の書き方
ここからは、年収アップを目指す人向けに、実績の書き方を解説します。
実績はできるだけ数字で書く
実績を書くときは、できるだけ数字を入れましょう。
数字があると、成果の大きさが伝わりやすくなります。
たとえば、以下のような数字です。
- 売上〇〇万円
- 目標達成率〇〇%
- 契約件数〇〇件
- 新規開拓〇〇件
- 対応件数〇〇件
- 月間面談数〇〇件
- 月間成約数〇件
- 参加者〇〇名規模
- 継続年数〇年
- 月商〇〇万円
- 年商〇〇万円
僕自身の経験でいうと、以下のような数字は職務経歴書でも伝えやすい実績になります。
- 通信回線の個人営業で月間約20件の契約
- 月間売上約50万円
- 目標達成率150%
- Amazon運営で最高月商1500万円
- 年商1億5000万円規模のEC運営
- 人材紹介で月間約30名の面談
- 月1件程度の成約
- 子ども向けキャンプイベントで最大200人規模の司会進行
- 10年継続してイベント運営に関わった経験
数字があると、企業側が実績をイメージしやすくなります。
数字がない場合でも、担当範囲や規模感を書くだけで伝わりやすくなります。
実績は「成果+行動」で書く
実績を書くときは、成果だけでなく、どんな行動をしたのかも書くと良いです。
たとえば、
「月20件の契約を獲得しました」
だけでも実績は伝わります。
ただ、さらに強くするなら、
「ターゲットを外国人や特定物件に絞り、効率的に営業活動を行った結果、月間約20件の契約を獲得しました」
のように、成果につながった行動まで書くと良いです。
企業側が知りたいのは、たまたま成果が出たのか、再現性のある強みなのかです。
成果と行動をセットで書くことで、「この人は考えて動ける人だ」と伝わりやすくなります。
実績は「比較」で見せる
数字を書くときは、比較があるとさらに分かりやすくなります。
たとえば、
- 目標達成率150%
- 店舗仕入れから卸売へ移行し、3ヶ月目で同等以上の成果
- 最高月商1500万円
- 年商1億5000万円規模
- 10年継続
- 200人規模
このように、成果の大きさや継続性が分かる数字があると強いです。
ただし、数字を盛るのはNGです。
面接で深掘りされたときに説明できる範囲で書きましょう。
実績は応募先に合わせて強調する
職務経歴書では、応募先に合わせて実績の見せ方を変えることも大切です。
たとえば、営業職に応募するなら、
- 月間契約件数
- 月間売上
- 目標達成率
- ターゲット選定
- 新規開拓
- 提案力
を強調します。
EC運営やマーケティング寄りの職種なら、
- 最高月商
- 年商
- 商品選定
- 仕入れ改善
- Amazon運営経験
- 販売導線の改善
を強調します。
人材紹介やキャリア支援に近い仕事なら、
- 月間面談数
- 成約数
- 扱う職種
- 行政出身者への支援
- ヒアリング力
- 面接対策
を強調します。
イベント運営や教育系の仕事なら、
- 参加者規模
- 司会進行
- 継続年数
- 場づくり
- 子ども対応
- スタッフ連携
を強調します。
自分の経験を、応募先が求めているスキルに合わせて見せることが大切です。
職種別の実績の書き方例
ここからは、職種別に実績の書き方例を紹介します。
僕自身の経験も一部参考にしながら書いていますが、そのまま使うのではなく、自分の経験に合わせて調整してください。
営業職の場合
営業職は、数字で実績を伝えやすい職種です。
書くべきポイントは、売上、契約件数、目標達成率、新規開拓数、担当顧客数などです。
たとえば、個人営業の場合は以下のように書けます。
個人向けに通信回線の営業を担当。
ターゲットを外国人や特定物件に絞り、効率的に営業活動を実施。
月間約20件の契約を獲得し、月間売上約50万円、目標達成率150%を達成。
このように、営業職では「何を売っていたか」だけでなく、誰に向けて、どのように営業し、どんな成果が出たかまで書くことが大切です。
EC運営の場合
AmazonでのEC運営を担当。
商品選定、商品登録、仕入れ、梱包、発送、販売管理まで一連の業務を経験。
最高月商1500万円、年商1億5000万円規模の運営に携わる。
EC運営では、売上だけでなく、商品選定・仕入れ・販売管理・発送まで一連の流れを経験していることも強みになります。
人材紹介の場合
ゼネコン系職種を中心とした人材紹介を担当。
月間約30名の求職者面談を実施し、キャリアの棚卸し、求人提案、面接対策を行う。
月1件程度の成約を継続し、求職者と企業のマッチングを支援。
人材紹介では、面談数や成約数だけでなく、どんな職種・業界に強いのか、どんな求職者支援ができるのかまで書くと伝わりやすくなります。
イベント運営・司会進行の場合
子ども向けキャンプイベントにて、司会進行を担当。
最大200名規模の参加者に対して、プログラム進行、場の雰囲気づくり、参加者への案内を実施。
10年にわたり継続してイベント運営に携わる。
公務員・消防士から民間転職する場合
・責任感
・チームワーク
・規律を守る力
・緊急時の対応力
・体力
・継続力
・コミュニケーション力
・現場対応力
《例文》消防士として、災害対応、訓練、地域住民への対応などを担当。
チームでの連携や緊急時の判断が求められる環境で、責任感と冷静な対応力を身につけた。
職務経歴書を書くときの注意点
職務経歴書を書くときは、いくつか注意点があります。
数字を盛らない
実績をよく見せたい気持ちは分かります。
ただし、数字を盛るのはやめましょう。
面接で深掘りされたときに答えられないと、信頼を失います。
実績は、説明できる範囲で正直に書くことが大切です。
専門用語を使いすぎない
前職では当たり前に使っていた言葉でも、応募先の企業には伝わらないことがあります。
社内用語や専門用語は、できるだけ分かりやすく言い換えましょう。
長くなりすぎない
職務経歴書は、詳しく書くことも大切ですが、長すぎると読みにくくなります。
目安としては、職歴が少ない人なら1〜2枚、経験が多い人でも2〜3枚程度にまとめるのが一般的です。
大事なのは、量よりも分かりやすさです。
応募先に関係ない情報を書きすぎない
すべての経験を書く必要はありません。
応募先で評価されそうな経験を中心に書きましょう。
関係ない情報を入れすぎると、本当に伝えたい強みがぼやけます。
職務経歴書は一度作って終わりではない
職務経歴書は、一度作って終わりではありません。
応募する企業や職種に合わせて、少しずつ調整することが大切です。
営業職に応募するなら営業実績を強調する。
EC運営に応募するなら売上改善や仕入れ改善を強調する。
人材業界に応募するなら面談経験やヒアリング力を強調する。
イベント運営に応募するなら司会進行や大人数対応の経験を強調する。
このように、応募先に合わせて見せ方を変えることで、企業側に伝わりやすくなります。
また、転職エージェントとの面談で話した内容をもとに、職務経歴書を改善するのもおすすめです。
第三者に見てもらうことで、自分では気づかなかった強みが見つかることもあります。
まとめ|職務経歴書は「実績の見せ方」で差がつく
職務経歴書で年収が必ず変わるわけではありません。
ただし、職務経歴書の書き方によって、企業側への伝わり方は大きく変わります。
この記事の内容をまとめます。
- 職務経歴書は自分の市場価値を伝える資料
- 業務内容だけでなく実績を書くことが大切
- 実績はできるだけ数字で伝える
- 成果だけでなく、行動や工夫も書く
- 応募先に合わせて強調する経験を変える
- 数字を盛らず、面接で説明できる内容を書く
- 一度作って終わりではなく、応募先に合わせて調整する
年収アップ転職を目指すなら、職務経歴書の作り込みはかなり重要です。
まずは、自分のこれまでの経験を書き出してみましょう。
売上、件数、達成率、改善率、担当範囲、継続年数など、数字にできるものがないか確認してみてください。
そして、「何をしてきたか」だけでなく、「どんな成果を出したか」「どう工夫したか」「次の会社でどう活かせるか」まで整理してみましょう。
職務経歴書は、転職活動の土台です。
ここを整えることで、書類選考や面接で自分の強みを伝えやすくなります。
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